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動画制作2026.07.01 · 3 min

FAQ動画・カスタマーサポート動画の作り方2026|問い合わせ削減と顧客満足を両立する映像活用

FAQ動画・カスタマーサポート動画の作り方を2026年版で解説。問い合わせ削減につながるテーマ選定、尺・構成、設置場所、KPI設計を映像のプロが紹介します。

FAQ動画・カスタマーサポート動画の作り方2026|問い合わせ削減と顧客満足を両立する映像活用

「パスワード再設定の方法」「送料の計算方法」「解約の手続き」。カスタマーサポートに寄せられる問い合わせの多くは、実は毎回同じような内容だったりします。ヘルプページにテキストで手順を載せているのに、電話やチャットでの問い合わせが減らない。そんな悩みを抱えているCS責任者の方は多いのではないでしょうか。

テキストのFAQは「読むのが面倒」「自分の状況に当てはまるか分からない」という理由で読み飛ばされがちです。一方で動画は、画面の動きをそのまま見せられるため理解のハードルが低く、自己解決率を底上げしやすい手段として注目されています。ここでは、FAQ動画・カスタマーサポート動画をどう企画し、どう作れば問い合わせ削減と顧客満足の両立につながるのか、実務目線で解説します。

FAQ動画に向くテーマの選び方は「問い合わせログ」から

動画化するテーマを勘や思いつきで決めると、工数をかけた割に効果が出ないことがあります。まず着手すべきは、コールセンターやチャットボットの問い合わせログの分析です。

  • 件数が多い問い合わせ内容トップ10〜20を洗い出す
  • 一次対応で完結せず、二次対応(エスカレーション)に回っている項目を確認する
  • 「言葉で説明しにくい」「画面操作が絡む」内容を優先する

特に画面操作を伴う内容は、テキストよりも動画との相性が良い傾向があります。逆に、個別の契約条件や複雑な例外対応など、動画で一般化しにくい内容は無理に映像化せず、有人対応に残すという判断も大切です。全部を動画にするのではなく、「効く場所から」着手するのが2026年のセオリーです。

尺と構成は「1トピック60〜90秒」が基本

FAQ動画で最も多い失敗は、1本の動画に情報を詰め込みすぎることです。視聴者は「自分の疑問がすぐ解決するか」を数秒で判断するため、以下の構成を目安にしてください。

  • 1トピック=1動画、尺は60〜90秒程度を目安にする
  • 冒頭3秒で「何についての動画か」を明示する
  • 手順は3〜5ステップ以内に絞る
  • 最後に「解決しない場合の問い合わせ先」を一言添える

長い操作フローは、無理に1本にまとめず複数本に分割した方が視聴完了率が上がりやすい傾向があります。「見てもらう」ではなく「必要な部分だけ見て解決してもらう」という発想が、コールセンター負荷の軽減に直結します。

画面録画+ナレーションとアニメーション、使い分けの目安

FAQ動画の制作手法は主に2つです。目的に応じて使い分けることで、制作コストと効果のバランスが取りやすくなります。

  • 画面録画+ナレーション:実際の管理画面やアプリの操作手順を見せる内容に向く。制作スピードが速く、コストも抑えやすい。UIの見た目が実際の画面と一致するため、視聴者が迷いにくい
  • アニメーション(モーショングラフィックス):制度説明や概念的な内容、複数のケース分岐がある内容に向く。抽象的な話を図解できる分、制作日数と費用は画面録画より増える傾向がある

なお、既存の「取扱説明書動画(マニュアル動画)」との違いも押さえておきたいポイントです。マニュアル動画は購入後のセットアップや初期設定など、製品理解を主目的に作られることが多いのに対し、FAQ動画は「顧客が自分で問題を解決するためのセルフサービスツール」という位置づけが中心です。想定シーンが異なるため、既存のマニュアル動画があっても、FAQ動画は別物として企画するのが基本です。

設置場所とKPI、費用目安の考え方

動画を作っても、置く場所が悪ければ見てもらえません。効果を出すには、複数の接点に配置することが重要です。

  • ヘルプページ・FAQページの該当項目に埋め込む
  • チャットボットの回答内に動画リンクを表示する
  • 同梱物や店舗掲示物にQRコードを設置し、実機の前で視聴できるようにする

効果測定は、公開して終わりにせず、以下のような指標を継続的に見ていく体制が望ましいです。

  • 該当トピックの問い合わせ件数の推移
  • ヘルプページでの自己解決率(動画視聴後に問い合わせに至らなかった割合の傾向)
  • 動画の視聴完了率(最後まで見られているか)

費用感としては、画面録画+ナレーション主体の短尺FAQ動画であれば1本あたり数万円台から、アニメーションを交えた凝った内容になると1本あたりの費用は上がっていくのが一般的な目安です。まずは問い合わせ件数の多い上位テーマから数本を試作し、効果を見ながら本数を広げていくスモールスタートが現実的です。

まとめにかえて

FAQ動画は「作って終わり」ではなく、問い合わせログの分析、適切な尺・構成、設置場所の設計、そしてKPIによる効果検証までを一連の流れとして設計することで、初めてコールセンターの負荷軽減と顧客満足の両立につながります。どのテーマから着手すべきか、御社の問い合わせデータを踏まえた具体的な企画・制作についてご相談されたい方は、お気軽にお問い合わせください。現状のログを拝見した上で、優先順位と概算費用をご提案します。