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動画制作2026.08.30 · 3 min

年末年始のあいさつ動画2026|取引先に届く映像メッセージの作り方と送り方

年末年始のあいさつ動画を2026年版で解説。1〜2分の構成、社員のお辞儀が持つ力、12月上旬までの撮影段取り、海外取引先への配慮と送り方を紹介します。

年末年始のあいさつ動画2026|取引先に届く映像メッセージの作り方と送り方

毎年同じ文面の年賀メールを、今年もそのまま件名だけ変えて送ってしまった。担当者ならきっと、そんな手応えのなさを感じたことがあるはずです。テンプレートを流用したあいさつは、開封されたかどうかも分からないまま埋もれていき、返信もないまま新しい一年が始まります。挨拶をしているつもりでも、届いている実感がない。この感覚は、担当が変わっても引き継がれ続ける、多くの広報・総務担当者に共通する悩みではないでしょうか。せっかく時間をかけて文面を練っても、相手の記憶に残らないのであれば、あいさつの形そのものを見直す時期に来ているのかもしれません。

紙の年賀状から映像へ、あいさつの形が変わっている

コスト削減やペーパーレス化の流れを受けて、紙の年賀状を控える企業が増えています。印刷や宛名管理、投函までの手間を考えれば、自然な判断です。ただし、あいさつそのものをやめてしまう企業は多くありません。代わりに選ばれているのが、短い動画による年末年始のメッセージです。メールに添えて送るだけなので印刷や郵送の工程がなく、担当者側の負担もむしろ小さく済みます。紙のあいさつをやめても、気持ちを伝える手段までなくしたいわけではない。そんな発想の転換が、静かに広がっています。

あいさつ動画が「読まれる」理由

文章のあいさつが埋もれやすいのに対し、映像には文章にはない強みがあります。まず、代表や社員の顔が見えることです。文面だけでは伝わらない表情や声のトーン、間の取り方が、そのまま相手に届きます。次に、社内の雰囲気が伝わることです。オフィスの様子や社員同士のやり取り、日頃の空気感は、言葉で説明するより映像のほうがはるかに早く伝わります。そして転送されやすいことも見逃せません。取引先の担当者が社内で「これ見てください」と共有しやすく、結果としてメール一通よりも多くの人の目に触れる可能性があります。文章のあいさつでは起きにくかった広がり方が、映像では自然に生まれます。

1〜2分で伝わる構成の型

長すぎる動画は、最後まで見てもらえません。効果的なのは1〜2分に収めた、次のような構成です。まず代表のひとことで始まり、続いて今年一年の振り返りへと移ります。取引先との具体的なやり取りに触れなくても、感謝の言葉があるだけで十分です。そのあとに来年の方針を短く語り、最後は社員が並んで一礼する場面で締めくくります。それぞれのパートは十数秒から数十秒で構いません。長く語ろうとするほど間延びしてしまうので、削ることを恐れないほうがうまくまとまります。この最後のお辞儀の画には、文章では出せない力があります。並んだ社員が頭を下げる数秒間は、言葉を重ねるよりも感謝の気持ちを強く伝える瞬間です。多くを語らなくても、見た人の印象にしっかりと残ります。

撮影の段取りと文化への配慮

撮影は、年末の慌ただしさに巻き込まれる前、12月上旬までに済ませておくと安心です。代表や社員のスケジュールを押さえやすく、編集や確認のやり直しにも余裕が持てます。送るタイミングは年内最終営業日の午前が基本で、年始に送る場合は三が日を過ぎてからにしましょう。海外の取引先には、文化や宗教への配慮も欠かせません。年末年始という呼び方自体を避け、季節のあいさつにあたる英語表現に切り替えるのが無難です。干支や初詣といった表現も、相手によっては馴染みがないため、そのまま使ってよいか一度立ち止まって考えてください。相手ごとに文面や表現を使い分ける小さな手間が、届いたときの印象を大きく左右します。

送り方の工夫と、内製でつまずきやすい失敗

送り方は、メール本文にサムネイル画像と限定公開のリンクを添える形が扱いやすく、営業担当者がそれぞれの取引先に個別送信できるようにしておくと現場でも使いやすくなります。あわせて自社サイトにも掲載しておけば、後から見返したい相手や、社外からの問い合わせにも対応できます。撮影自体は難しく考える必要はなく、スマホと三脚、自然光さえあれば内製でも十分な仕上がりになります。ただし、失敗しやすい点も知っておいてください。尺が長すぎて最後まで見てもらえない例、去年の映像をそのまま使い回して年号だけが古いまま残っている例は、実際によく見かけます。短くまとめること、そして毎年撮り直すことだけは徹底してください。

年末年始のあいさつ動画は、構成と段取りさえ押さえれば、大きな予算をかけなくても十分に相手へ届きます。自社での撮影に不安がある、構成の組み立てに自信が持てない、あるいは取引先ごとの文化的な配慮の面で相談したいという方は、お気軽にお問い合わせください。