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動画制作2026.08.10 · 2 min

農業・水産業の動画活用2026|生産者の想いを届けてブランド価値を高める映像の作り方

農業・水産業の動画活用を2026年版で解説。生産者インタビューや収穫の実写など効く動画の種類、年間の撮影計画、ECやふるさと納税での使い道を紹介します。

農業・水産業の動画活用2026|生産者の想いを届けてブランド価値を高める映像の作り方

「うちの米も魚も、正直かなり自信があります。それでも通販サイトに並べると、結局は価格と写真の見栄えだけで比べられてしまう」。そんな悔しさを抱えている生産者の方に、これまで何度もお会いしてきました。

通販やふるさと納税は、お客様が現物を手に取れないまま購入を決める買い物です。写真と価格だけが並ぶ画面の中では、どれだけ丁寧に作っていても「その他大勢」に埋もれてしまいます。ここで効いてくるのが動画です。畑や漁場に立つ生産者の顔、収穫や水揚げの手つき、加工場での丁寧な作業を見せることは、価格では真似できない差別化になります。動画は「誰が、どんな想いで作っているか」を、言葉より雄弁に伝えてくれます。

効果が出やすい動画の種類

すべてを一本にまとめる必要はありません。目的別に組み合わせるのが基本です。

まず生産者インタビューと畑・漁場の風景。人柄と土地の空気が伝わり、信頼の土台になります。次に収穫や漁の迫力ある実写。早朝の海や田畑で体を動かす姿は、それだけで説得力を持ちます。三つ目は調理や食べるシーンのシズル映像で、購買の後押しに直結します。四つ目は加工場の衛生管理を見せる映像で、直販や業務用取引での信頼構築に効果的です。そして五つ目が新規就農・就業者向けの採用動画で、人手不足対策としても注目されています。

撮影は年間計画で押さえる

農業・水産業の撮影は、一般的な企業紹介動画とは事情が異なります。早朝の漁や収穫は光がとても美しい時間帯ですが、作業時間そのものが限られているため撮影できる枠も短くなります。加えて天候や季節に左右され、その日を逃すと同じ状況を来年まで待つことになるケースも珍しくありません。だからこそ、収穫期や漁期を事前に押さえた年間の撮影計画が欠かせません。水産の現場では海上での撮影や水濡れへの対策も必要になるため、機材選びや保険の面も含めて早めに相談しておくと安心です。スケール感を出したい場合は、ドローンによる空撮も有効です。広い圃場や漁場の全景は、地上のカメラでは伝わらない「事業の厚み」を視覚化してくれます。

使い道と費用の目安

完成した動画は一本で終わらせず、複数の場所で使い回すのが基本です。ECサイトの商品ページ、ふるさと納税ページ、直売所のサイネージ、商談時の資料、SNSでの発信まで、目的に応じて尺やカットを変えて展開します。費用は内容によって幅がありますが、インタビューと現場撮影を組み合わせた基本的な一本であれば数十万円程度からが目安になることが多いです。ドローン空撮や複数日程の撮影が加わると費用も上がります。なお6次産業化支援や関連の補助金を活用できる可能性もありますが、制度は年度ごとに内容が変わるため、必ず最新の公募要領をご自身でご確認ください。

こんな失敗に注意

よくあるのが、景色だけが美しく生産者本人がまったく映らない動画です。これでは「誰が作ったか」が伝わらず、差別化の目的を果たせません。もう一つは、収穫期や漁期を逃してしまい、撮り直しに一年待つことになるケースです。動画制作は思い立ってすぐ始められるものではなく、季節を見据えた早めの相談が結果的に近道になります。

生産者の想いと手仕事を映像で伝えたい方は、ぜひ一度お問い合わせください。現場の状況やスケジュールをうかがいながら、無理のない撮影計画をご提案します。